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    不思議な自己分析

    心理学
    思考の種

    嫌なものへの対処

    October 23, 2017

     

     

     

    こんばんは、紺野うみです!

     

     

    東京は今日(日付的には昨日)の朝から昼にかけて、台風のしっぽが過ぎ去っていきました。


    私がこれまで体感した台風というのは、夜中にキレイさっぱりいなくなってしまうことが多かったのですが……。

    今回は厚めの雲がだんだん光を透き通らせながら押し流されて、明るくて透明な青空が見えてくる様がリアルタイムで拝めました。


    自然という存在のスケールの大きさを、改めて実感させられた瞬間でした。

     

     

     

    今回のお話は、ちょっと直接的な表現になってしまうのですが、ずばり「嫌なものへの対処」ということになります。

     


    つまり、自分にとって「嫌だ」とか「苦手だ」とか感じられる人や物事に対して、自分がどう対処していくかというテーマですね。

     


    これって、誰にとっても案外身近で、非常に重要なことだと思うわけです。

     


    どこに行ってもその環境の居心地になんの問題もなく、自分にとって最高に都合の良い環境だ! なーんてラッキーな人は、まずなかなかいないものです(笑)

     

    価値観の相違というのは、それぞれまったく違った人生を送ってきた人間同士なのですから、あって当たり前。

    ごく自然な「相違」なのです。

     

    そうなると、人間は必ずといっていいほど、自分の価値観にそぐわない「嫌だ」と感じる人や物事に、行く先々で遭遇することになります。

     

     

    その時に、自分の中で「このように対処しよう」という考え方の指針があると、非常に生きやすくなると思いませんか?


    そこで、「嫌だ」「苦手だ」という感情に飲み込まれずに済む方法について、少し考えてみることにしましょう。

     

     


    まず考えるべきなのは、その人間やその言動、もしくは物事が、

     

    ①絶対に変えなくてはならないこと

     

    なのか、

     

    ②自分の捉え方を変えてしまうべきこと

     

    なのか、という部分です。

     

     

    たとえば、とある人が行っている周りの人に著しく害をもたらす言動などは、①の「絶対に変えなくてはならないこと」ですよね。

     

    本人のためにもならないのはもちろんですが、自分以外にも周囲の環境にマイナスになっていることであれば、それはどうにかして正す必要があるでしょう。

     


    しかし私たちには、時に人との「価値観の違い」が生み出す、②のような「嫌なこと」「苦手なこと」があるはずなのです。

     

     

    たとえば、ひとつ例を挙げてみましょうか。


    聞こえてくる話し声・話している内容などで、自分はそれにひどい「嫌悪感」(耳障りだ、とか悪口ばかりで聞いていられない、とか)を感じてはいるものの、話をしている当人は絶対に気にしていないんだろうなぁ……ということがあったりします。

     

    直接的に害が及んでいるわけではないけれど、ちょっと耐え難いと感じてしまう……そんな瞬間です。

     


    仮に本人に指摘してみたとしても「別にいいじゃん!」とどこ吹く風……ということもあり、こちらに一方的な忍耐が必要になる場合も。

     

     

    人間的な「モラル」や「マナー」の判断は、個々の人間にゆだねられている部分です。
    「犯罪」でない限りは、それを裁くことは誰にもできません。

     

     

    でも、日常で傍若無人な人の言動などを目撃したり、遭遇したりしたらどうしたって「ムッ」としたり、「イライラ」してしまいますよね?

     

    そんな場合に、こちらが一方的に「嫌な気持ち」に染まり続ける必要もありません。

     

     

     

    そこで、私がよく使う思考の転換方法を、ちょこっとだけご紹介してみようかなと思います!

     

     

    後日試してみていただいて、性に合うようでしたら使ってみてください(笑)

     

     

    これは、私の住人で言うと、人を許容するのがわりと上手い「ヒロさん」の分野になります。

     

    ヒロさんは、たとえば「アニキ」あたりがちょっと怒りの声を上げたくなるような場面であった時や、「委員長」が自分のモラルに抵触してイラっとしたような時も、大体それをすかさず「まぁまぁ……」となだめてしまいます(笑)

     

    彼は、人の嫌な面を見た時にまず「自分がああなってなくてよかった……」と思うわけです。

     


    だって、よく考えてみてください。

     

    人から「あいつ迷惑だなー」とか「嫌な奴だなー」とか思われているよりも、人の嫌がることに気がつける側の人間でいられるということは、とても幸せなことだと思いませんか?

     

    自分は、人に対して同じようなことをしでかしてしまう危険性がぐっと低くなりますし、この価値観もこれまでの自分の環境や周りの人から授けてもらった「ありがたい感覚」なんです。

     


    「人の振り見て我が振り直せ」じゃないですけど、それはある意味人が貴重な「反面教師」になってくれているチャンスなのです。

     


    そしてさらに、「どうしてあんな風になってしまうんだろう?」とか「どうしてあんな行動をしてしまうんだろう?」と分析までできてきたら、あなたもいよいよ分析マスター(?)かもしれません(笑)

     

    そのあたりまで掴むことができていれば、あるいはその本人に「理路整然と指摘」をしてあげられるかもしれませんね。

     

     

    正直、「感情」で反撃を試みようとしてしまうのは、その瞬間に相手と同じレベルにいるのも同然です。

     

    せっかく「気がついている」分だけ、自分の方が広く物事を見渡せているというのに、わざわざ相手のところまで降りていって、自分のエネルギーを消費しながら「闘う」必要もないじゃないですか。

     


    自分と異なる価値観を一切受け入れず、すべてに対して反発していたり怒りを抑えきれずに過ごしていると、そのことだけで自分のポテンシャルを食いつぶしてしまいかねません。

     

    そればかりか、自分が認めた人間以外を無視したり排除してばかりいると、それはいつしか「独りよがり」となってしまうかもしれません。

     

    もちろん、かといって自分が「嫌なもの」に染まることはありません。
    自分の考え方については、自分の芯になる部分が、しっかりと誰にも侵されないように護っていればいいのです。

     


    ただ、人間には誰にでも、「善い面」と「悪い面」が存在するものです。

     

    「清濁併せ呑む」、ということわざがあります。


    この言葉は、善人でも悪人でも、善い面も悪い面も、来る者はすべて受け入れるくらいの「度量の大きさ」を表しているのです。

     

    海は、清流だって濁流だって関係なく、拒まずに受け入れますよね。

    それなら自分も果ては「海」を見習うレベルで、「清濁併せ呑むことのできる人間」を目指していけばいいじゃないですか。


    目標は大きく!


    目指せ「大海」!(笑)

     


     

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    自己人格分析

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